アディクション(嗜癖)

アディクションとは、日本語では嗜癖と呼び、簡単にいうと、はまってしまう事柄といえます。
アディクションは決して悪いことばかりでなく、時にリラックスの対象であったり、生活上の良いリズムの一貫であることも多々あります。 
しかし、そのはまってしまう行動の一つ一つが、過度になってしまうと、自分の意思でやめたいと思ってもやめられず、アディクションに自分自身が侵されていく危険があり、依存症や中毒と表現される状況になる恐れがあります。

物質アディクション
 たばこ・アルコール
 シンナー・ドラッグ
 カフェイン(コーヒー)
過程(プロセス)アディクション
 摂食
 ギャンブル
 セックス
 仕事
 買い物
 リストカット
関係アディクション
 恋愛
 共依存

アディクションは、”○○依存症”と定義づけを行うだけじゃなく、一つの概念としてとらえられることがあります。
つまり、数々の「はまる」という行為は、つきつめてみると、ストレスを麻痺させることによって、そのストレス発生源である物事を小さくしたり、消し去ろうとする行為であり、現在の通説では、数々のアディクションは、すべてが関係アディクションを土台として引き起こされているとされるといわれております。
病気と思えることがらを、その症状のみをみるのではなく、人間関係などのストレス回避の表現方法にすぎないとみるための概念であるということになります。
アルコール依存も、シンナー依存も、ギャンブル依存も、過食症も、リストカットも、すべてストレス回避の行為化にすぎず、その内容によって回復しやすいものから回復しにくいものまで様々ですが、その根本(アディクションの根っこ)は、同じものだと気づくキッカケをあたえてくれるものともいえるでしょう。

軽症うつ病の症状 (笠原)

(1) 朝いつもより早く眼がさめる
(2) 朝起きたとき、陰気な気分がする
(3) 朝いつものように新聞・テレビを見る気にならない
(4) 服装や身だしなみにいつものように関心がない
(5) 仕事にとりかかる気になかなかならない
(6) 仕事にとりかかっても根気がない
(7) 決断がなかなかつかない
(8) いつものように気軽に人に会うことができない
(9) なんとなく不安でいらいらすることがよくある
(10) これから先やっていく自信がない
(11) 「いっそこの世から消えたい」と思うことが最近よくある
(12) テレビがいつものように面白くない
(13) さびしくて誰かに傍にいてほしいと思うことがよくある
(14) 涙ぐむことが多い
(15) 夕方になると気持ちがラクになる
(16) 頭が重かったり痛んだりする
(17) 性欲が最近は落ちている
(18) 食欲も最近は落ちている

仮面うつ病

仮面うつ病とは、うつ病の身体症状が前景にたち、抑うつ、悲哀、自責などの精神症状が、主観的にも客観的にも目立たず、隠されたうつ病のことです。
元来うつ病は精神症状、身体症状の両方をもち、どちらも本質的な症状で、どちらが主でどちらが従というものではありませんが、仮面うつ病の場合は、他の身体疾患と見誤られやすいのが特徴です。

頭重、食欲不振やいろいろの消化器症状、倦怠感、各種の痛みなどの訴えの場合、本人も医師もうつ病とは思いもよらず、各種検査を繰り返した上、異常はない、疲れ、気のもちようなどと診断されることが多く、大したことはないから頑張るようにと、うつ病治療と正反対のことを指導されたりすることも、稀にあります。 また、子供や老人に対しては、病弱だというレッテルを貼って、周期性の身体の不調と、本人、家族とも納得しているケースが少なくありません。
  

環境因性睡眠障害

外因性睡眠障害の一つで、不眠や過眠をひきおこす原因が心理的なものよりも、環境因子による物質的原因に由来するものです。たとえば、室温、採光、騒音、慣れない場所や危険な場所に1人でいることなど。これらの条件が消失すれば睡眠の問題っも解決されます。

ポリグラフ検査法

ポリグラフという検査法は、睡眠時の脳波や眼球運動、筋電図、心拍、呼吸などを調べるもので、眠りの深さや睡眠時の呼吸などを客観的に評価できる検査です。酸素の飽和度も同時に測定することもあります。正確な検査のためには睡眠検査室に一晩泊まらなければいけませんが、脳波室で数時間寝る程度の簡単な外来検査も可能です。

レム睡眠・ノンレム睡眠

私たちの眠りは、浅い眠りと深い眠りという二種類の睡眠で構成され、一夜のうちにこれら性質の異なる睡眠を、およそ90分くらいの周期で交互に繰り返しています。
睡眠が始まると深い眠りであるノンレム睡眠がまず出現し、その後、寝たまま眼球が急速に動きだすレム睡眠となります。一晩の睡眠でこの繰り返しが4〜6回ほどおこり、レム睡眠には朝方にかけて長くなるリズムがみられます。
参考文献:うつ病診療Q&A  川崎医大教授 渡辺昌祐 教授 著
睡眠障害〜眠りのメカニズム〜 伊藤 洋 著
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