むずむずの時期がやってきました。
中医学では花粉症も解毒のひとつと言われています。
中医学のもとのなっているのは東洋哲学ですが、そのなかに「天人合一」という考えがあります。
宇宙と私たち人間は一体であり、お互いに影響を与え合っているという考え方です。
例えば「春」は植物が芽吹き、木々はのびのびと四方に枝葉を伸ばす。
動物たちも冬眠から目覚め、大きく伸びをして活動を始める時期です。
私たち人間の身体も、中のほうにたまっていたものが外に出る時期なのです。
そのため、春には皮膚に湿疹が出たり、くしゃみや鼻水などが出やすくなります。
花粉症の原因として考えられるのは
①身体の表面を守っている「衛気」が不足し、免疫異常を起こしている。
②水分代謝が悪く、身体の中に余分な「湿」がたまっている。
この時期には「気」を充実させ「湿」を取り除く食事をするといいですね。
「気」を充実させるためによい食材は穀物・豆類・イモ類・かぼちゃ・きのこ・キャベツ
「湿」を取り除くためによい食材は、小豆・トウモロコシ・トウモロコシのひげ・ハト麦など
この時期にお勧めなのは小豆粥
小豆を豆から煮るのは大変という方は、味のついていない缶詰の小豆を利用すると簡単にできますよ。
消化がよく温かい薬膳粥でほっこり花粉症対策をしませんか。
ミント