こんにちは。
やっと夏の暑さから解放されたと思ったら、秋は台風の季節ですね。
台風のように気圧が大きく変動すると体調を崩しやすくなる人が多くみられます。
特に気管支喘息は台風の季節に増悪しやすいと言われています。
先日、グラクソ・スミスクライン株式会社の方にテリルジーの勉強会をしていただきました。
私も大人になって気管支喘息を発症したので興味津々でお話を伺いました。
現在の気管支喘息の治療の主流は
・ ISC(吸入ステロイド)気管支の炎症を抑える
・ LABA(長時間作用型β刺激薬)気道平滑筋を緩めて気管支を広げる
の二剤を配合した吸入剤を吸入することにより気道の炎症と狭窄の両方を同時に改善し、呼吸を楽にするというもので
昔は「喘息は死ぬ病気」と言われていたものが、この治療法が普及するにつれ死亡率が右肩下がりになったということです。
しかし、この治療法を行っても喘息のコントロールができない人もいます。
喘息のコントロールができていない人の中には
「夜中や明け方に咳が出る」
「痰が多い」
「息苦しい」
という方も多いとのこと。
そんな症状を治療するために開発された吸入薬が「テリルジー」です。
今までのISCとLABAにLAMA(長時間作用型抗コリン薬)を配合した吸入薬で、種類によってはCOPDの治療剤としても使うことができます。
喘息治療をしていたけれど辞めてしまっているという方にもおすすめの治療薬だそうです。
新型コロナが流行している昨今、人前で咳をするのはとても気を遣ってしまいます。
喘息はしっかりと治療をしたらコントロールできる病気です。
十分な睡眠をとってストレスをためず、適切な治療をして台風の季節を乗り切りましょう
スタッフのミントでした!
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