実習期間:2024年8月19日~9月6日
学部の実習先を自分で開拓しなければならない中、アイさくらクリニックさんはホームページで院長やスタッフさんの紹介ページがあり、ブログからお人柄が垣間見えて安心したことを覚えています。
実際、院長やスタッフさん達は本当に気さくで、何より患者さん第一を念頭に連携されている姿がとても印象的でした。
実習中は、患者さんが適切な支援に繋がるよう心理士さんが行う心理的専門性を用いた予診や心理検査、院長への伝達、多職種連携の仕方については、現場でしか得られない気づきや学びが沢山あります。
また、院長は「Shared decision making(共同意思決定)」という概念に基づいて、医師としての専門的観点と患者さんの希望を調和させ、患者が医師と対等な立場で最適な方法を選択することを重視されており、例えば、治療内容や薬の処方など様々な場面で実践されていました。
ここでお伝えできることはほんの一部ですが、心理職がチーム医療の一員として求められるスキルを学ぶことができます。
施設にとって実習生の受け入れは業務以外に時間と労力を割く大変なイベントです。
その上で、アイさくらクリニックさんには実習生を受け入れてくださる土壌があります。
今回、医療領域の現場で貴重な学びの機会をくださった院長をはじめ、スタッフの皆さまに、心より感謝申し上げます。今後、こちらで実習に臨む方は、ぜひ有意義なものにしてください。