睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査は、手軽に行えます。
株式会社フィリップスの、フィリップス社ウォッチパットという簡易型終夜睡眠ポリグラフで、
まずは簡易検査を行い、AHI(無呼吸低呼吸指数)を測定します。
AHI(無呼吸低呼吸指数)…睡眠1時間あたりの無呼吸及び低呼吸の合計回数
検査方法は簡単です
ウォッチパットは、郵送でご自宅に届きます。(1週間~10日程)
届いたら、手首に機器を取り付け、指先の1箇所にセンサーを付けます。
最後にいびきセンサーを胸に付け、一晩就寝します。
検査が終わったら、ウォッチパットを返送します。
簡易検査はご自宅で検査ができる為、いつもと同じ枕・布団で、いつもと同じ生活リズムのまま、
いつもと同じ睡眠状態を検査できます。
(お酒やタバコはいつもと同じ様にとってもらうことがポイント!!)
機器の返送から2~4週間後に検査結果が届きます。
その後、診察時に結果をお渡しします。(レポート形式で報告します)
費用は、検査・解析を含めて5000円程度(保険適用 3割負担) です。
簡易検査の結果により、更に詳しく検査を行う必要がある方は、
精密終夜睡眠ポリグラフ検査(フルPSG検査)を受けます。
精密終夜睡眠ポリグラフ検査(フルPSG検査)は、入院検査か在宅検査からお選び頂けます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査について、院長もブログにて記事を書いてます
是非ご覧ください
睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査によって、
・無呼吸の有無
・睡眠時無呼吸の重症度『無呼吸低呼吸指数指数(AHI)』
が分かります
このAHIの程度によって、重症度を3段階に分類します。
重症度 | 無呼吸低呼吸指数(AHI) |
---|---|
軽 度 | 5~15回/時間 |
中程度 | 15~30回/時間 |
重 度 | 30回以上/時間 |
睡眠時無呼吸の人は、健康な人に比べ、高血圧が3倍、心疾患が2倍、脳血管障害が2倍の発症率と言われています。
これらの合併症は、突然死につながる狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、
心臓発作、心不全、脳卒中などを発症させる危険性を高めます。
米国データでは、1時間あたり20回以上無呼吸であったにも関わらず、治療をせず放置したら、
9年後、10人中4人が心臓病・脳血管障害・交通事故等で亡くなっていたという、衝撃的な報告もあります。
気になる方は医師へご相談ください。
【もくじ】
・睡眠時無呼吸(SAS)とは
・睡眠時無呼吸(SAS)の病状とは
・睡眠時無呼吸(SAS)のメカニズムとは
・睡眠時無呼吸(SAS)の検査
・いびき・無呼吸の治療
メニュー
ジャンル
〒 810-0001
福岡市中央区天神1丁目2-12 メットライフ天神ビル4階 (2016年10月1日から天神122ビル→メットライフ天神ビルに変更 2017年10月1日で併記(移行)期間終了)
TEL:092-738-8733