いびき・無呼吸の治療
いびき・無呼吸は、重症度に合わせて治療をしっかり行えば、その成果が目に見えて出る病気です。
むしろ、取り返しのつかない様々な合併症が発症する前に治療を受けられてよかったと考えましょう。
治療法① 減量(ダイエット) ・食生活の見直し
睡眠時無呼吸の方の70～80％は肥満体型と言われています。
適度な運動を行い、食生活を見直すことで無呼吸が減り、症状が消えてしまう場合もあります。
当院では漢方でのダイエット治療を行っております。
お気軽にご相談下さい。
治療法② C-PAP療法
睡眠時に鼻マスクを装着し、小型の装着機器から一定の圧力をかけた空気を送ることで気道を広げ、
無呼吸を防ぐ方法です。自宅で継続的に行えます。
ほとんどの方は、最初は少し違和感があるものの、次第に慣れてきます。
不具合がある場合は積極的に再調整致します。
C-PAPを使用すると、無呼吸の状態が解消され、スッキリとした寝覚めが経験できます。
劇的な効果を実感できる人も少なくありません。
治療を継続的に行うことで、
・睡眠の質向上
・身体が軽くなる
・高血圧が正常値になる
・肥満改善
といった効果が期待できます。
なお、規定以上の重症度が確認されれば健康保険を使って機械のレンタルが行えます。
レンタルにかかる費用は、約5,000円/月 (3割負担)です
消耗部位などの部品も無料で交換することができます。
C-PAP療法はいつまでするものか？と質問がありますが、『継続的に使用するもの』です。
いわばメガネの様なものと考えてください。つけていると自然な睡眠が得られます。
ダイエットや運動の習慣でC-PAPを卒業する人も中にはいますが、質の悪い睡眠（窒息状態）を
繰り返しているよりはきちんと酸素を取り入れた睡眠が寿命を延ばします。
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