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​​​​​​​アレルギーの検査

Ⅰ:当院で行っている血液検査

 1:リスト検査・ラスト検査

  • 好酸球測定→好酸球は白血球の一種であり、末梢血中の好酸球増加する病気はアレルギー疾患、寄生虫感染、悪性腫瘍など多岐にわたります。好酸球増多がないか調べます。
  • 非特異的IgE検査(総Ig-E測定(RIST:リスト) 不特定のIgEの合計を調べる検査、アレルギー体質の目安になります。  
  • 特異的IgE検査(個別Ig-E測定→特異的Ig-E検査(RAST:ラスト) アレルゲンごと、それぞれに反応するIgE抗体の量を調べる検査。 
    主に吸入系アレルゲン→(スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ・カビ(アスペルギルス・アルテルナリア)・ハウスダスト・ヤケヒョウダニ・ハウスダスト)  
    食事系アレルゲン→(卵白・小麦・ソバ・エビ・大豆・ミルク・エビ・カニ・キウイ・リンゴ・マグロ・サケ・サバなど)   
  • アレルギーの原因は至る所に潜んでいます。     ©Thermo Fisher Scientific

当院では一度に39種類の吸入抗原・食事抗原検査が出来ます。  ©Thermo Fisher Scientifi

 

  • 検査結果はこのような結果で見やすいです ↓↓↓ 

 

非特異的IgE検査(総Ig-E測定(RIST:リスト検査)) を行い高Ig-E血症があった場合は特異的IgE検査(特異的Ig-E検査(RAST:ラスト検査)(View39)をするのが一般的手順です。
(保険診療上まず非特異的IgE検査 → 高Ig-E血症があれば次に特異的IgE検査(View39など)を行っております)

2:アトピー性皮膚炎の方へ TARC(タルク・ターク)検査も行っております。
アトピー性皮膚炎の重症度の評価に有用な血液検査です。2008年7月1日から保険適応となっております。ステロイド外用剤を使用する時、血清TARC値を500pg/mL以下で推移させることがポイントです。(ステロイド外用剤治療中、視診で一見改善しているようでもTARCが改善していないと治療中断で悪化することがあります) 

3:パッチテスト(金属アレルギー検査)
→当院では行っておりません。


4:ヒスタミン遊離試験(HRT)→HRTは、採取した血液中から分離した好塩基球という細胞にアレルゲンを添加しその時放出されたヒスタミンの量を測定しアレルゲンに対する反応性をみるもの。
Ⅰ型アレルギー疾患。
→当院では行っておりません。

Ⅱ:アレルギーの原因とその対策!! 

吸入系アレルゲン  ミナリスメディカル株式会社より   ©Thermo Fisher Scientific

 

 

食事系アレルゲン  ミナリスメディカル株式会社より   ©Thermo Fisher Scientific

 

 

 

 

 

 

 

 

〒 810-0001

福岡市中央区天神1丁目2-12 メットライフ天神ビル4階 (2016年10月1日から天神122ビル→メットライフ天神ビルに変更 2017年10月1日で併記(移行)期間終了)

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