ビプレッソ勉強会

こんにちは！スタッフのごはんです

今日はビプレッソというお薬の勉強会をして頂きました。

ビプレッソは双極性障害のうつ症状の改善に効果があるお薬です。

双極性障害(躁うつ病)とは、精神疾患の中でも気分障害と分類されている疾患のひとつです。

うつ状態だけが起こる病気を「単極型うつ病」といいますが、このうつ病とほとんど同じ様なうつの症状に加え、うつ状態とは対極の躁状態も現れ、これらを繰り返す病気です。

躁状態の主な特徴

・ハイテンション、普段よりおしゃべりになる

・眠らなくても平気で、活発に活動する

・大きな買い物などで散財する（普段買わないものを買う、クレジットカードを使いすぎるetc…）

等がありますが、本人はとても気分が良いため病気の自覚がなく、周囲の困惑に気づかないことが特徴です。

うつ状態の症状としては、抑うつ気分や、すべてのことにまったく興味をもてなくなり、何をしても「楽しい」や「うれしい」という気分がもてなくなる「興味・喜びの喪失」などがあげられます。

また、双極性障害はⅠ型とⅡ型にわかれており、それぞれ特徴が異なります。

Ⅰ型：はっきりした「躁」と「鬱」がある状態

Ⅱ型：「躁」が軽度で目立たず、「鬱」が主症状に見られる状態。このⅡ型で見られる軽い躁状態は、本人にとっては気分も調子も良く、周囲からも病気の症状とまでは思われず、周りからは殆どの場合うつ病と見られています。

躁状態のときは気分がよく、不調に気づかないため、双極性障害の人が具合が悪いと感じるのは、うつ状態の時と言われています。

そのため、初診時に私たちスタッフがこれまでの症状や経過などをしっかりとお聴きし、皆さんの治療のお役に立てるよう努めています

ビプレッソは副作用として傾眠、口渇などが認められています。

お薬の副作用で日常生活に支障をきたす場合などは、診察時などに遠慮なくご相談ください。

お薬と上手に付き合いながら、自分らしい生活を送っていきましょう

スタッフのごはんでした


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