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男性更年期障害 LOH症候群症候群

2021.11.10.のヤフートップニュースに「社会的な要因によって起こる病気といっても過言ではない」医師が警鐘を鳴らす“男性更年期障害”の知られざる真実《チェックリスト付き》の記事が載っていました!!  

この記事で紹介されているように男性でも男性更年期障害があります。

女性と違って 男性ホルモン(テストステロン)は25歳頃をピークに年齢とともに緩やかに減少し、50歳頃にはピーク時の約2分の1にまで分泌量が減少すると言われています。

特にテストステロンは、ストレスや加齢とともに自然と低下し続けるため、症状の原因がテストステロンであることに気が付きにくく、また症状が長期間続くこともあります。

(女性は閉経後に急激に女性ホルモンが低下するため更年期障害の診断契機がつかめますが、男性更年期障害は見落とされることも多々あります) 

 

男性更年期障害 別名 LOH症候群(late onset hypogonadism) 加齢性腺機能低下症は

男性ホルモンの働きが低下して起こる疾患です 

  • 抑うつ状態になる
  • イライラする
  • 疲労感が抜けない
  • 異常な発汗がある
  • ほてりが止まらない
  • めまいや頭痛がすする
  • 良く眠れない
  • 性欲があきらかに減退した
  • 勃起しなくなった    の様な症状に対して 

男性ホルモン補充療法を行えない人(禁忌症状) 

  1.  前立腺癌
  2.  治療前PSAが2.0ng/ml以上 ただし2.0ng/ml以上4.0ng/ml未満では慎重に検討
  3.  中等度以上の前立腺肥大症
  4.  夜間睡眠時無呼吸
  5.  多血症
  6.  重度の肝機能障害
  7.  重度の腎機能不全
  8.  うっ血性心不全
  9.  重度の高血圧
  10.  乳癌  以外の人に 

1:漢方治療

2:抗不安薬やSSRIなどの投薬治療

3:テストステロン増強生活指導(運動・睡眠・食事などの改善) などの治療を行っても症状の改善が認められない場合 学会基準のフリーテストステロン値が8.5pg/ml以下 もしくは境界値の8.5pg/ml以上から11.8pg/ml未満で AMSスコアーが異常値の場合 

4:男性ホルモン補充療法(当院ではエナントテストステロンの筋肉注射を行っています) を行うことが出来ます。 

 

50歳以降 特にストレスを強く感じている男性にお勧めしたい治療です!!

アイさくらクリニックの院長木村昌幹は 日本メンズヘルス医学会(理事長 堀江重郎)からテストステロン治療認定医(2021.9.30.発行 2021.10.1.~2023.9.30.まで)の認定を受けております。

男性更年期障害の診断・治療を受け付けております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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