お料理の旅　vol.1 おうちで台湾気分

台湾の繁華街を歩くと香ってくる「五香粉（ウーシャンフェン）」

実は苦手でした

でも海外に行けなくなってくると、その香りが懐かしい。

そこで台湾の家庭の味、魯肉飯（ルーローハン）を作ってみることにしました。

圧力鍋に一回油抜きした豚の塊肉、ニンニク、生姜、お醤油やお酒に砂糖とちょっぴりのお酢。そして台湾の香りの元「五香粉」を加えて調理します。

今回入れたスパイスは「八角」「桂皮」「花椒」「陳皮」「丁子」「茴香」五香紛ならぬ「六香粉」

せっかくですからそれぞれの効能についても

【八角】はっかく。別名スターアニス、お星さまのような形が可愛いけど、結構クセが強いです。この香りがちょっぴり苦手の原因。でも効能はいっぱい

【桂皮】けいひ。シナモンと言えばお分かりですね。樹の皮なんです。

こちらも数えきれない効能がありますよ。

【丁子】ちょうじ。クローブと言えば、あの独特の歯医者さんの匂い。

【陳皮】ちんぴ。みかんの皮を干したもの。古いものほど効果があるそうです

【花椒】ほわじゃお。麻婆豆腐のシビレの元。

【茴香・小茴香】ういきょう・しょうういきょう。別名フェンネル。インド料理を食べに行ったらレジの横に色とりどりの砂糖にコーティングされたコレ、見たことありませんか？

どれもここには書ききれないほどの効果効能があります。

興味があれば調べてみてくださいね！

さて、出来上がり

圧力なべで煮込んだのでお肉はとろっとろ、五香粉の香りもGOOD!

あえて固ゆでした味付き玉子のたれにも五香粉を仕込んで・・美味しい

お供には、台湾の「湯（たん）」大根と生姜のスープ。

こちらには「山査子（さんざし）」と「大棗（なつめ）」「蓮の実」を入れてみました。

見た目もお味も台湾の食卓そのもの

お料理で旅をするのもいいなぁ・・

ということで、題名を[お料理の旅]としてシリーズ化（vol.2以降未定(笑)）

次回はどこに行こうかな。

旅行大好きミントでした。


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