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体を温める漢方薬の勉強会

立冬を過ぎましたが、今年は過ごしやすい日が続いていますね。

来るべき寒さに備えて、クラシエ薬品株式会社さんに「冷えの漢方」の勉強会をしていただきました。

西洋医学には「冷え症」という考え方がありませんが、東洋医学では血流によってすべて解決すると

言われるほど「冷えの改善」は重要視されています炎

 

今回紹介されたのは

38番  当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)

108番 人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)

この二つのお薬はそれぞれ違ったタイプの冷えに有効ですので、違いをご紹介していきますね。

 

まず38番の当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)は

手足の先が冷える方、冷え性やしもやけになってしまう方のファーストチョイス、

そして冷えによる痛みがある方に適したお薬です。

血管を拡張させ血行を促進し、体の隅々まで温めてくれる生薬が入っています。

そして108番の人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)は全身が冷える方のお薬です。

胃腸が弱くて消化吸収する力が落ちている方、虚弱体質や疲労感が強い方、また貧血傾向の方、

お肌が乾燥しやすい人にもおすすめです。

 

そのほかにも冷えの種類によってさまざまな漢方薬があります。

気になる症状があったらお気軽にご相談ください。

スタッフのミントでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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