朝晩冷え込む時期になってきましたね。
寒暖差があると症状が強くなる喘息症状を治療する吸入剤 テリルジーの勉強会をしていただきました。
秋の冷え込みで喘息が悪化する方がこんなに多いとは驚きました。
以前は「命にかかわる病気」であった喘息も、吸入ステロイド薬が出て
「コントロールできる病気」になってきました。
しかし、まだまだコントロールできていない人も多くいらっしゃいます。
これは2012年のデータですが、コロナが流行するずっと前から
「人前で咳をするのが恥ずかしい」
「ほかの人に迷惑がかかると感じる」と言う方が多かったんですね。
とすると、ここ二年でもっと多くの方が肩身の狭い思いをしていらっしゃるのでは
ないでしょうか。
私も咳をすることが多いので、その気持ちとても分かります
今までの治療では、喘息と診断されると吸入薬の中でも「ICS(吸入ステロイド)」と
「LAVA(β刺激薬)」の二剤が入った吸入薬がファーストチョイスでしたが、
2022年の喘息診療実践ガイドラインにより、咳・痰・呼吸困難のいずれかが強い場合は
「LAMA(抗コリン薬)」もプラスされたトリプル製剤から開始することも可能であるとの
見解が示されました。
私自身、20年以上喘息のコントロールができず、5月と10月にはステロイドの点滴を
するほど増悪していましたが、院長の勧めでトリプル製剤に変えたところ、全く発作が起こらなく
なりました。
また、息切れがひどい時は階段を上る時に何度も呼吸を整えていましたが、
今では駆け足で登れますし、小さな山にも登ることができました。
QOLが上がるとはこういうことなんだと身をもって体験しています。
喘息でお悩みの方は医師に相談をしてください。
スタッフのミントでした。
メニュー
ジャンル
〒 810-0001
福岡市中央区天神1丁目2-12 メットライフ天神ビル4階 (2016年10月1日から天神122ビル→メットライフ天神ビルに変更 2017年10月1日で併記(移行)期間終了)
TEL:092-738-8733