空の巣症候群かも

こんにちは、スタッフのカフェラテです。

最近注射の時に患者さんから、

「子供が独立して家を出てから、なんだか気持ちが沈む」

「やる気が出ない」「ぽっかり穴があいたよう」

そんなご相談を受けました。

それはもしかすると空の巣症候群（からのすしょうこうぐん）

かもしれません。

空の巣症候群とは

子どもが進学や就職、結婚などで親元を離れることで、親が喪失感や虚無感を覚え、

ぽっかりあいたような寂しい感情になることです。

空の巣症候群の主な症状

・抑うつ気分（なんとなく気分が落ち込む）

・孤独感

・無気力ややる気の低下

・食欲の変化、睡眠の乱れ

・「自分はもう必要とされていない」という思い

多くの場合、特に母親に多く見られますが、家族への関りが深かった方ほど

感じやすい傾向があります。

対処法

①感情を否定しないこと：寂しさを感じるのは自然なこと。まずは「そう感じてもいい」

と自分を受け入れてみましょう。

②新しい習慣を取り入れる：趣味を始めたり、友人と会う時間を意識的に作ることで、

気持ちの切り替えがしやすくなります。

③誰かに話す事：信頼できる友人や家族に気持ちを話すだけでも、気持ちが軽くなることがあります。

④心療内科を受診する：気分の落ち込みが続いたり、生活に支障がでるようであれば、

心療内科などで相談しお薬の治療も有効です。

当院では、そうしたお気持ちに寄り添いながら、一緒に前向きな一歩を踏み出すお手伝いをしています。

「なんだか最近、心が疲れているな…」と感じたらお気軽にご相談くださいね。

スタッフ　カフェラテ


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