起立性調節障害（OD）

先日　NHKのあさイチで起立性調節障害（OD）の紹介がありました。

朝、頭痛やめまいでどうしても起きられない。午前中は頭がぼーっとして勉強に集中できない。以前なら無気力、サボりと片づけられてきたこうした子どもたちの影に、ある病気が潜んでいたことが、最近明らかになってきました。

その名も起立性調節障害。
自律神経の働きが悪くなり、起床時に、脳の血流が維持できなくなって起こります。発症は思春期に集中し、中高生の１０人に１人という高い割合で広がっています。

重症の場合は服薬など治療をしないと激しい頭痛で朝起きられず、昼夜逆転生活に陥ります。　　

あさイチ番組紹介ホームページより

１１のチェック項目のうち、３項目以上当てはまればクリニックへの受診を勧めています。

子どもは特に自律神経のバランスが発達過程でまだ不安定な時期、そんな年代に多いと言われている疾患。

子供には十分な睡眠が必要ですが、スマートフォンの普及で睡眠が十分足りていない子供が増えています。睡眠時間の短さの問題だけでなく、睡眠の直前の光源暴露（明るいスマートフォンやPCを見つめる）は睡眠の質を極端に悪化させてしまいます。

また起立性調節障害は子どもの病気として知られていますが、最近は大人も同様の症状が注目されています。自律神経失調症として症状が遷延化する方もいるので注意が必要。

薬物療法で症状が劇的に改善する人もいます、リズミック・エホチール・メトリジン・ジヒデルゴット・漢方では半夏白朮天麻湯などなど

起き上がる時　特に朝の起床時はゆっくりと、30秒くらいかけてゆっくりと！！

規則正しい生活が基本、早寝・早起き・朝ごはん！！

適度な運動（有酸素運動）筋肉の刺激で静脈還流が強くなります。

症状が強い人は、弾性ストッキングやODバンドのような加圧式腹部バンドなどの利用を！！

しかし　毎日　こんなに寒いが続くと健康な人もベットからなかなか出れないものですよね！！早く春よ来い！！


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