月経前症候群PMS　月経前不機嫌性障害PMDD

月経前症候群PMS　特に　月経前不機嫌性障害PMDDに関しての取材があり

５月８日　FBS福岡放送　午後５時３０分頃の『からだレスQ』 で放送されました。

月経周期を持つ女性にとっては　大きな問題

その数パーセントの方が月イチうつに該当！！

これは心療内科や精神科へ受診する　うつ病などの気分障害・パニック障害などの不安障害の方の症状に匹敵するくらいの人も数多くいます。

そのため　社会的機能や対人関係に著しい障害をきたすこともあると言われています。

実際　PMDD　月経前不快気分障害　は　アメリカ精神医学会の診断基準(DSM-Ⅳ)では特定不能のうつ病性障害(code n0.311)として挙げられています。

しかし 一過性であることがポイント　その時期を過ぎれば　穏やかな期間が来る！！

『生理のミカタ』出典:主婦の友社「月経痛と月経困難症」(P４５）』より

現在　PMDD　では　性ホルモンの異常は見出されていません。　診断するための特定の臨床検査はなく、仮説の一つとして

女性ホルモンに対する神経伝達物質や受容体の過感受性が想定されていて、特に　セロトニン機能の低下が指摘されているようです。

当院では　まず問診　PMSスコアーのチェック　精神症状の程度の確認　などにより　治療の方針を決めていきます。

程度が軽い方には　漢方での治療をお勧めしております。　当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん）　加味逍遙散(かみしょうようさん)　桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)が女性の諸症状に対して有効な　３大漢方！！！

また　症状に合わせて 抗不安薬(ベンゾジアゼピン系薬剤)　SSRIやSNRI　また　浮腫(むくみ)が強い方へのむくみ止めなどなど・・・

当院へ来られる方はカップルで来院される方も多く(それだけ困っているようです)　適切な治療により　快適な生活を取り戻してもらいたいと思っております。


脳と心の秘密がわかる本	誰でもスグできる! あがり症・対人恐怖症・赤面症の悩みをぐんぐん解消する! 200%の基本ワザ
精神科医が書いたあがり症はなぜ治せるようになったのか ―社会不安障害(SAD)がよくわかる本	ササッとわかる「SAD 社会不安障害」あがり症の治し方 (図解大安心シリーズ

教育と医学 2014年 04月号 [雑誌]	プラセンタ医療の現場から ―実践医14人の証言