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1日に15分の運動でも死亡リスクが14%低下

2011年9月10日 土曜日

台湾のChi Pang Wen氏らが行った研究により
『1日に15分の運動えも死亡リスクが14%低下する』
ということが明らかになった。!!(Lancet誌電子版 2011年8月16日より)

面白い記事発見!!! 

これまで週に150分以上の運動が健康に良いという研究結果はいくつもあったのですが、週に150分に満たない運動の健康への影響はあまりはっきりしていませんでした。 週150分とは30分の運動を週に5日することです・・・ 
それはなかなか 達成するのは難しいものですよね。

台湾のChi Pang Wen氏らが、短時間の運動でも生存利益に着目した延命効果がはっきりすれば意識して運動をする人の割合が増えるのでは?とこの研究を行ったようです。

結果!! 

1日の運動量と全死因死亡の関係を調べたところ、15分から最長100分まで、15分伸びるごとに全死因死亡リスクは4%(2.5-7.0%)ずつ低下した。癌死亡のリスクも1%(0.3-4.5%)ずつ低下していた。

欧米に比べ積極的に運動する人が少ない東アジアでは、国民の健康状態を向上させるために1日15分の運動を推奨する方法が好ましいのではないか!! 
と結果を出しております。

運動賛成!! 運動する事で 心身両面の健康度が増します。 
有酸素運動は脳のセロトニンを強くするためメンタル強化にも繋がります。  
身近なところから体を動かす!! 日々の習慣にしたいものですね。

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