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RSウイルス感染症の患者さんが増加

国立感染症研究所は10月19日、乳幼児の重い肺炎や気管支炎の原因となるRSウイルス感染症について、全国約3000の小児科定点医療機関から報告される1週間の患者数が1〜7日は5007人に上り、2003年の調査開始以来、最多を記録したと発表されました。

RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)を原因とする病気で、主な症状は発熱、咳、鼻水、咽頭痛、頭痛、倦怠感(元気がない等)など、一般の風邪に似た症状です。
しかし肺炎を起こすなど重症化することもあるので注意が必要!! 特に、生後6か月未満の乳児や低出生体重児、心疾患、肺疾患、免疫不全のある方の場合は、重症化しやすいと言われています。

成人ではいわゆる普通感冒を起こすのみですが、高齢者や小児と接触する人は感染を持ち込まないことが大切です。

インフルエンザと同じように うがい・手洗い・規則正しい生活・十分な睡眠の確保など気を付けたいものです。

 

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