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蜂刺傷

2011年10月26日 水曜日

先日 福岡市南区桧原の「油山市民の森」であったオリエンテーリング大会に参加した親子連れ6人がハチに刺され、病院に搬送された。 というニュースを見ました。 

お気の毒に お一人の女性は6ヶ所も刺されていたようですが、幸い症状は軽症のようでホットしました。

医学部の学生時代に蜂刺傷で年間 数十人の人が亡くなっていると聞いて驚いたことを覚えています。

そんなに亡くなっているのだ・・・ 

(最も死亡者が多かった1984年には,全国で73人が亡くなっていますが,
最近は毎年20人以下のようです)

全身にアレルギー反応が起こりアナフィラキシーショックの状態になるとキケン!! 

Ⅰ型アレルギーには花粉症・アトピー性皮膚炎・気管支喘息などがありますが 
アナフィラキシーショックはⅠ型アレルギーの最重症です。 
全身の痒みや顔のむくみ 喉の浮腫が見られると 息苦しくなり 
最悪の場合死に到ってしまう。 

私の知り合いの薬剤師の先生が カニを食べた後 体が痒くなり 顔がむくんできて 
息苦しくなってきた経験を持っている人がいました。死の恐怖を感じたと言っていました。 

そんな時は すぐに救急車で病院へ ・・・・救急車を呼ぶのに遠慮してはいけません。

アナフィラキシーショックの時の特効薬 命綱のエピネフリン(ボスミン)!! 
は救急病院には置いてあります。 

ミツバチは、一年中、アシナガバチは7~8月、スズメバチは、7月~10月
危険だそうです。 皆さん気をつけましょうね!!

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