先日 福岡市南区桧原の「油山市民の森」であったオリエンテーリング大会に参加した親子連れ6人がハチに刺され、病院に搬送された。 というニュースを見ました。
お気の毒に お一人の女性は6ヶ所も刺されていたようですが、幸い症状は軽症のようでホットしました。
医学部の学生時代に蜂刺傷で年間 数十人の人が亡くなっていると聞いて驚いたことを覚えています。
そんなに亡くなっているのだ・・・
(最も死亡者が多かった1984年には,全国で73人が亡くなっていますが,
最近は毎年20人以下のようです)
全身にアレルギー反応が起こりアナフィラキシーショックの状態になるとキケン!!
Ⅰ型アレルギーには花粉症・アトピー性皮膚炎・気管支喘息などがありますが
アナフィラキシーショックはⅠ型アレルギーの最重症です。
全身の痒みや顔のむくみ 喉の浮腫が見られると 息苦しくなり
最悪の場合死に到ってしまう。
私の知り合いの薬剤師の先生が カニを食べた後 体が痒くなり 顔がむくんできて
息苦しくなってきた経験を持っている人がいました。死の恐怖を感じたと言っていました。
そんな時は すぐに救急車で病院へ ・・・・救急車を呼ぶのに遠慮してはいけません。
アナフィラキシーショックの時の特効薬 命綱のエピネフリン(ボスミン)!!
は救急病院には置いてあります。
ミツバチは、一年中、アシナガバチは7~8月、スズメバチは、7月~10月が
危険だそうです。 皆さん気をつけましょうね!!