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スロージョギングのすすめ

先日 アヴァンティ主催の 第224回 アヴァンティゼミ に参加してきました。

今回は 福岡大学 スポーツ科学部 教授 田中宏暁先生の 『体がよろこぶ!健康的になる!「走ること」が体にもたらす変化とは』

田中宏暁先生の提唱するスロージョギングとは

スロージョギングは、文字通り、ゆっくりジョギングすることです。

スロージョギングは遅筋を使用するジョギング (速筋を使用する運動は筋肉が素早く収縮する代わりに疲れやすい)のこと

ウォーキングで運動強度を高めるために速度をあげると、かえって走るよりもきつい運動になってしまう。スロージョギングでは歩くスピードで走るだけでウォーキングの約2倍のカロリーを消費することが出来ます。

スピードを変えて走ったとき血液中尿酸濃度を測るとあるスピードから急激に血中乳酸濃度が上がるポイントがあります、それを乳酸性作業閾値(LT)と呼ばれていますが、このLTのペースでの運動が笑顔を保ち、話をしながら走れるぎりぎりの速さ、それを にこにこペースと呼んで、そのペースでの運動を田中宏暁先生は推奨して、ご自分でも実践しているようです。LTのペースで運動をすると確実に寿命が延びる他アンチエイジング効果もあるようです。

スロージョギングのポイントは

背筋を伸ばす

やや前傾姿勢   歩幅を小さく   必要以上に飛び上がらない  呼吸し自然にゆったりと

足は押すだけ、蹴らない   足の前の方で着地(フォアフット着地)

ニコニコおしゃべり

きつかったら歩く

難しいことは必要ありません、楽に走ることを続ければよいのです、最初の目標は1日30分(週3回)でOK

①減量効果

②脳が活性化

③体力アップ

④がん予防

⑤生活習慣病改善 などなど すばらしい効果があるのです

実際田中宏暁先生も46歳のころはメタボだったようですが、運動で今の健康をがっちりつかんでいるようです、ちなみに ニコニコペースは個人個人の運動能力により差がありますが、運動を続けることでどんどんタイムアップしてくるとのこと、田中宏暁先生は50歳のころマラソンの自己最高記録は2時間38分48秒だったとの事!!! 驚きです。

現在も65歳 現役でスロージョギングを続けながら研究を続けている大学教授!! 御見それいたしました。 65歳にはとても見えない健康な田中宏暁先生!!

先生にサインを頂きました!! 有難うございました。 この本はDVDもついていてスロージョギングの考え方、概念などとてもわかりやすく解説されていました。 お勧めですよ!!

また スロージョギング健康法 朝日出版

スロージョギングで人生が変わる 廣済堂出版

仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング 角川マガジンズ など著書多数です!!

スロージョギング講座の動画もご参考に!!

『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 1 』in 福岡大学-YouTube動画

『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 2 』in 福岡大学-YouTube動画

私もスロースイミングは実践しておりますが、これから スロージョギング考えてみようと思います。

 

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