漢方の原材料の生薬の値段が上がっているというニュース!!
生薬の85%を中国からの輸入に頼ってるのが現状の様で、いま生薬の価格が世界的な需要の高まりを受けて高騰し、この10年間で3倍近く値上がりしてるとのこと。
臨床的な研究が進んできて、エビデンス(科学的根拠)が徐々に出始めてきています。
私も漢方薬を治療で大変活用しているのですが、これから更に他の西洋薬と同じか一部にはそれ以上に優先度の高い薬剤になってくるんではないかと考えています。
エビデンス(科学的根拠)が出てきたからこそ、欧米の企業からの買い付けが急激に増えているといいます。
2010年から2011年の一年で中国・河北省にある世界最大の生薬市場ではヨーロッパへの輸出額は86%増加。アメリカ向けも67%増しと大幅に伸びているとのことです。
レアアースと同様、その原料を中国に依存しているのが漢方薬。日本の漢方薬メーカー ツムラさんは原料確保の戦略会議で生薬の国産化を急ピッチで進めることです。 ちょうど日本は禁煙を国レベルで勧めている状況。タバコの廃作の生産者さんもいることです、タバコの転作を考えている生産者さんなどへアプローチして日本での生産が進む事を願っております。
医療を守るという観点から国レベルで動いてもらいたいものです。
日本の治療の現場にしっかり浸透してきた漢方薬、これからも使用が継続できるようにツムラさん・クラシエさん・コタローさん・一般で購入出来る和漢箋のロートさん頑張ってくださいね。!!