先日 西南学院大学の中村奈良江教授の 『快適に生きるヒント! 空間と人の心理の密接な関係』のお話を聴きに行ってきました。
株式会社アバンティさんが行っている アヴァンティゼミ第218回 での講義です。
自分にとって居心地のよい空間とは 『自分がイメージしている空間と一致した配置で生活する時』 とのお話、自分の空間のイメージの中で上と下のイメージを無意識に持っている、そのイメージに沿った生活をする事が居心地のよさに繋がるといわれていました。
また 巷で見る地図の方向は進行方向が上になるように配置されていると 実際の筑波駅の周辺の地下鉄出口の地図を例にとり説明していただきました。
カーナビと方向感覚の説明では、自分が方向音痴と思っている人は音声案内を重視している、地図が好きな人は音声案内より地図そのものを好む。
また 地図が好きな人は地図の範囲が大きく設定している などなど
距離が生み出す人間関係のお話では 対人魅力の形成過程には①身体的魅力 → ②近さの要因(単純接触の効果) →③類似の要因 の順で進んでいく。
近さの要因 単純接触の効果をとりわけ重視され、パーソナルスペース(縄張り空間)の話とからめて説明していただきました。
空間と人の無意識の心理を研究している分野
とっても興味深く面白かったですよ!!