パキシルCR錠発売

日本には現在保険診療で使用できるSSRIは４種類あります。

デプロメール(ルボックス)・パキシル・ジェイゾロフト・レクサプロ

そのなかでパキシルが現在日本で一番使用さているようですが、SSRI共通の初期の副作用、眠気・嘔気・頭痛・食欲低下などを減らすため

改良された薬、パキシルCR錠が本日　2012年6月22日発売になりました。
＼(^o^)／　＼(^o^)／

医師として治療の選択肢が広がることは、患者さんへの丁寧かつ、適切な治療につながるので大歓迎です。

今までのパキシル１０mgとパキシルCR錠12.5mgが同じ　パキシル20mgとパキシルCR錠25mgが同じ　効果を示します。

(また新薬なのに　お薬の値段が同じなのはびっくり！！ 普通新薬は国が高い設定を設けているのに・・・)

お薬が２層の放出制御技術により、胃を通過後ゆるやかに溶出します。よって副作用の出現率が低いようです。

お薬の血中濃度が急激には上がってないデータです。

やはり、副作用は初期に起こりやすくものですね、しかしパキシルとパキシルCRとを比較すると　吐き気・ムカムカの副作用は低くなっているようです。

これから　パキシルCR・ジェイゾロフト・データプロメール(ルボックス)・レクサプロの　４つのSSRIを使用することが出来ます。

患者さんの心の健康に役に立ってもらえることを願っております。


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