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第11回 日本胎盤臨床研究会に行ってきました!!

2012年5月24日 木曜日

当院ではプラセンタ療法を行っていますが、プラセンタに関しての研究会 日本胎盤臨床研究会が2012年5月20日に東京ステーションコンファレンスで行われました。

この研究会は今回11回目 初代理事長(吉田健太郎先生)が2007年にこの研究会を立ち上げられ、以降プラセンタ療法を医学的に適切にかつ安全に行われるように学術的な研究を続けてきております。今年はパネルディスカッションも行われ活発な意見交換が行われました。

今年は韓国から高麗大学教授の Donggeun Sul先生と岐阜大学教授の桑田一夫先生の招待講演が行われました。

高麗大学教授の Donggeun Sul教授からガンマ線照射、ベンゾピレンによって誘導された酸化障害に対しての胎の抽出物の効果などのお話がありました。 フロアーから 東日本大震災で影響を受けた方への治療の可能性、共同研究の提案などの質問がありました。  以前から放射線障害に対してプラセンタ療法の効果の報告が示されていますので、今回の東日本大震災で何らかの治療が可能なのでは?との意見が出されました。

プラセンタ療法で狂牛病が心配される方がいますが、プラセンタ療法に使用される胎盤は人の胎盤です(サプリメントのプラセンタは人以外です)、安全性が確認されている胎盤のみ使用しております、60年以上の使用で感染事故は一例も報告されておりませんが、岐阜大学教授の桑田一夫教授からプリオン病の講義、プリオン病の歴史から現在の最新の研究までのお話を聞かせてもらいました。

パネルディスカッションでは活発な意見が出てきて、これからの治療の参考になりました。

九州から参加する私にとって、会場へ辿り着くまでが大変!! しかしスマートフォンとスイカカードがあれば安心です。  今回の会場は東京ステーションコンファレンス(東京駅前)で行われたので、なんとか迷わずに行けました。

↑ 会場の窓から東京駅が見えていました。

東京は移動に時間がかかりますね!! 福岡空港は街中にありとても便利がいいのですが、空港が街中にあることが普通じゃないのですよね・・・

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