2016年4月14日より発生した地震それとその後の
16日の本震は、熊本地方を壊滅的な状態にして、今なお余震という名前ですが大地震クラスの揺れが続いている現状です。
地震の被害に遭われた方々、心よりお見舞い申し上げます。
私の知り合いの熊本の医師もこの大災害に直面し、必死で患者さんに医療の提供を続けております。
しかし 診療所で医療が提供できなくなっているところも多いとのこと。
通常 精神科でも内科でも医療を急に中断すると原疾患の急性増悪や、急な中断による退薬症状で体調不良になったりします。精神状態の悪化、てんかんの発作や内科疾患では心筋梗塞の発作、それぞれ危険な状況に陥ることとなります。
着の身着のまま避難している方はお薬手帳や紹介状などとてもお持ちでない状況だと思いますが、もし 福岡へ避難して心療内科や精神科の治療であれば 出来るだけ治療の継続をお手伝いさせていただきたいと思っております。
こんな事態、通常は想定出来ない状況です。
お互い助け合いの精神でこの熊本地震を乗り越えていって貰いたいと思います。
PS 自分のお薬手帳を持ち歩くことも大切だと思いますが、携帯電話やスマートフォンだけは忘れず持っている方が多いので。 疾患を問わず持病をお持ちの方は自分の薬の写真を日頃から撮っておくことを是非お勧めします。 今回のような事態の時にはとっても役に立ちますよ!