レディガガさんが線維筋痛症との告白されたとのニュースを見ました!!
当院でも線維筋痛症の患者さんはとても多く来院されていますが
痛みの原因が不明なこと(レントゲンやMRIなどで異常がみつからない)などより
数カ所の病院を転々として最終的に当院に受診される方も多くいらっしゃいます。
線維筋痛症は全身に激しい痛みが起こる原因不明の疾患。痛みのみを中心に診ると 線維筋痛症 しかし
精神的要素を入れて診断すると身体表現性障害(疼痛性障害)ともとれる疾患です。
30代後半~40代前半の女性が発症することが多く、精神的ストレスや物理的なストレス(気圧、気温、光、音など)あらゆる刺激を痛みとして感じるため、進行すると外出が苦痛になるなど、社会生活が困難になる疾患です、ましては歌手やダンサーで発症したとなればその苦痛・苦労は想像を絶するものだと思います。
日本で最初に線維筋痛症に行った治験はリリカ(一般名プレガバリン)ですが、当院も参加させて貰いました。
また 2015年5月26日にはイーライリリーのサインバルタ(一般名デュロキセチン塩酸塩)も適応が取れてますが、サインバルタの治験にも参加させて貰っています。
慢性疼痛の方や線維筋痛症などの人は常に疼痛から逃げることが出来ず、常に交感神経優位状態で心身ともに辛い状態を過ごされています。
睡眠障害や鬱症状、疲労・倦怠感、微熱、口や眼の渇き、手指の腫れ、皮膚の循環障害(リベド症状、レイノー現象など)、寝汗、過敏性腸症候群様症状(腹痛、下痢、便秘)、動悸、呼吸苦、嚥下障害、膀胱炎様症状、体重の増減、気温への順応困難、顎関節症症状、各種アレルギー症状、低血圧症状、頭痛・頭重感、四肢の感覚障害、手指ふるえ、めまい、浮遊感、耳鳴り、難聴、筋力低下、まぶしさ、むくみなど 様々な症状が出現すると言われています。
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