2001年3月2日にアイさくらクリニックは開業しました。20世紀の2000年のから2001年となり21世紀に変わった年。
当時当院はiさくらクリニックと表記していました。当時は携帯電話のiモードが時代の最先端ガジェットでした。
インターネット(internet)もまだ全く一般的ではなかったのですが、当院は2001年当時からクリニックのホームページを開設していました、患者さんはタウンページでお店や病院を調べるのが極めて普通の時代。ホームページを見ての来院の患者さんは1年にほんの数人程度でした。当時ホームページの開設はコンピューターオタク、道楽と言われたこともありました。
時代を象徴するinternet(インターネット)のi、iモードのiなどを名前に使ったのは、医療情報を今で言う ITC(情報通信技術)を利用して精神科の敷居を低くし、早期発見早期治療に結びつけないか?との想いがありました。
当時は精神科・心療内科クリニックは少なく 精神科に受診することは 清水の舞台から飛び降りる思いで受診する様なものでした、重症になってからやっと受診する人、家族などの無理矢理説得されて受診される人なども多かったものです。
自分のメンタルヘルス問題を精神科というスティグマで押し潰されて辛い状況の中我慢している人が本当に多かった、その状況を変えたかった。
敷居を低くする一環として開院当時 無料のメール相談を開設していました、開設当時から全国からメール相談が届きました。集計してみると全国47都道府県全てからの相談がありました、多い日は10から15通、その全ての相談メールに無料で返事を送っていました。 (現在は医療情報はネットに溢れて、私でなくても情報は入手出来る様になったことで当院のメール相談の使命は終わったと判断して無料メール相談は終了しています)
またクリニックのホームページとは別に 『社会不安障害情報館』というサイトも自費で運営管理していました。
社会不安障害(あがり症)は当時 『無視されてきた神経症』と軽視されていました。現在では不安障害が先行すると(もしくは合併すると) うつ病、双極性障害(躁うつ病)などは重症化、難治化することは様々な研究で解明されてきています。 まず不安障害の一つである 社交不安障害(社会不安障害)SADの啓蒙が必要と思い力を入れてやってきました。
たった20年で時代は様変わり 小学生もスマートフォンを持ち歩き、様々な情報がスマホから手に入る、SNSで不特定多数の人と交流や相談も出来る時代。時代に合わせて医療提供していかねばと
当院も
2002年からレセプトコンピュータ導入
2006年2月から 日立の電子カルテ使用開始
2017年2月からオンライン診療(遠隔診療)開始
2016年9月からメディカルフォレストの「診療予約2015」とイーハイブの「すまっぽん!」の2つを組み合わせて、患者さんがスマートフォンから診察予約ができるシステムを構築。
2017年11月から(業務用のLINE) LINE WORKSを使用開始
2019年6月14日から心理検査自動化システム開始 株式会社 else if (エルスイフ)さんにて構築
2020年1月4日グローバルソフトウエアのイージーカルテWeb2.0へ変更(訪問診療を想定して訪問時でもカルテ記載などが出来るWebカルテへ変更)
2020年4月から当はメルプのWeb問診開始
次は何をするか?
例えばVR技術を使って 精神疾患の治療を行う、例えばスピーチ恐怖症の克服にVR技術で 少ない人数から大勢の聴衆者の前でのスピーチを 系統的脱感作の技法で克服する
PTSD、閉所恐怖症や高所恐怖症、男性恐怖症女性恐怖症、先端恐怖症、様々な恐怖症に応用できるのではとVR技術との精神医療の融合!! また更にオンライン診療で対面でなく遠隔でVRを使った治療が行える時代が来るのでは?とワクワクしています。(例えば東京は北海道の患者さんを福岡の私がVR技術とオンライン診療でSSRIを使用した薬物療法で治療する!! なんとロマンチックなことだろう)
税理法人 アンクルさん
日本調剤さん
あいメンタルヘルスサポートの中山かおり先生
榎屋相談薬舗/アトモスダイニングさん
そしてアイさくらクリニックのスタッフさん 綺麗な贈り物ありがとうございます。
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