心が不安定になり易い時期・またそのサインとは

メンタル不調が起きやすい時期は2つあると言われています

生活の変化があったとき(その後1~6ヶ月)

人生は、生活の変化の連続です。　就職、転職、昇進、昇格、配置転換、転勤等　

これは新年度に多くみられるので、特にこれからの時期 3月～4月は、
患者さんが生活の変化がないか、
職務内容の変化、責任の変化、仕事量の変化(新しいプロジェクトなど)を
確認する必要があります。

生活が困難になっていないか(その後1~6ヶ月)

生活で大きな壁を感じている、仕事の大きなトラブルや失敗、人間関係の悪化など

仕事や人間関係の困難が生じていないか？
生活に変化はないが質が重くなっていないか？　

↓↓↓

そんな時　自分や周囲の人が下記の様な変化はないですか？　

A：自分が気づく変化

1：不安感が強い、抑うつ気分(憂うつ感)、気持ちの落ち込みが強いと感じる

2：興味や関心の低下(なにもしたくない、面倒くさい、SNSの返答が遅くなる
　インスタやFacebookを触らなくなる、映画や読書、TV、youtube などを見るのが面倒)　

3：疲労感が強い(特に朝方が強く、夕方少し回復する→日内変動)　頭痛や関節痛

4：睡眠障害(寝付きが悪い、中途覚醒、熟眠感が乏しい、朝早く目が覚める)

5：集中力や注意力が低下(普段はしないような、簡単なミスをしてします)

6：食欲や性欲が低下

7：マイナス思考になり自己評価や自信の喪失

8：反芻思考(悩みや心配事が頭から離れない、ずっと考えている)
　考えがまとまらない堂々巡り　

B：周囲が気づく変化

1：表情が暗く、元気、活力が無い

2：仕事の能率が低下(締め切り提出期限が送れる、1日のノルマが達成出来なくなる)

3：積極性や判断力が低下している(判断に時間がかかるようになる)　

4：以前はしないような凡ミス　事故などが起こる

5：周囲との会話が減る、交流を避ける

6：体の症状(訴え)が多くなる(頭痛、めまい、倦怠感、筋肉痛、関節痛など)

メンタル不調の時には…

（調子の悪い原因、現在の状態を最初から否定せず）まず周囲の人が話を聞いてあげる、
安易な叱咤、激励、励ましは逆効果になることも。
（気持ちの問題だ、気合いで乗り切れ、あなたのせいで皆が迷惑になっているなど）

また、良かれと思って何度も連絡を入れることや、精神的に追いこむことなどせず、
専門家への相談を勧めることも必要です。　


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