うつ病・うつ状態の方においては
ストレスなどにより
1:脳幹の縫線核(ほうせんかく)において
セロトニン分泌不全が生じる
2:脳幹の青班核(せいはんかく)において
ノルアドレナリンの分泌不全が生じる
以上が解明されています。
これらの変化によって
神経伝達の上行性投射に変調をきたし、
抑うつ気分や不安などの症状が表れると
考えられています。
うつ病の方の95%に不安症状が伴っている、
またうつ病の方の残遺症状として
抑うつ気分と不安症状が残っていることが
明らかになっています。
うつ病・うつ状態の克服には
この抑うつ気分と不安を
コントロールすることと言われています。
脳内のセロトニン神経
ノルアドレナリン神経
またドーパミン神経系を強化するため、
適切なお薬は必要です。
また、症状が安定しても
維持療法として1年間の服薬継続が
うつ病の再発に有効であることも
明確になってきております。
2回目のうつ病が生じた場合は
最低2年は投薬治療の継続が
推奨されています。
それはうつ病・うつ状態の
症状は治るが見かけ上で完治ではない
ことが示しています。
(再発する可能性を含めているが
現在は症状は治まっているということ)
そこで近年は、運動がうつ病やうつ状態に
効果があることが医学的に証明され
注目されてきております。
3大脳内物質である
セロトニン・ノルアドレナリン・ドパミン
を強化することが
うつ病・うつ状態の最終治療目標とも言えます。
また3大脳内物質の中でも中心的物質の
セロトニンに焦点を当てて、
当院では『セロトニン強化療法』と称して
治療を進めております。
1.セロトニンを強化する薬物療法
2.セロトニンが強化される生活様式を勧める
ⅰ有酸素運動のすすめ
(リズミカル運動)
運動がうつ病に効果があることを
解説している本の紹介です↓↓
『運動脳 BRAIN』
「ストレスを効率よく解消するには?」
「集中力を切らさない技術」
「底なしの記憶力を手に入れる」
「やる気を科学的に高める方法」
「学力を高める本当のやり方とは?」など、
ありとあらゆるパフォーマンスを
確実に高める方法が余すことなく
明かされています。
-amazonより-
『うつは運動で消える』
・日々のストレス、不安で
疲れている人
・うつ、パニック、不安障害などを
治したい人
・不眠を改善したい人
・依存症治療に取り組んでいる人
・認知症に不安を感じ、
予防法を探している人
・仕事の集中力を維持したい人
・子どものADHDに悩む人、
学力を向上したい人
このような悩みを抱える方に
おすすめの一冊です。
最新科学のエビデンスに基づいた
「心と脳の不調」に効く運動法を
教えます。
-amazonより-
『脳を鍛えるには運動しかない!』
「運動と脳」の関係に神経科学の視点から
初めてしっかりとメスを入れ、
運動するとなぜ学習能力が上がるのかー
のみならず、ストレス、不安、
うつ、ADHD、依存症、ホルモン変化、
加齢といった人間の生活・人生全般に
影響を及ぼすのか、
運動がいかに脳を鍛え、
頭の働きを取り戻し、
気持ちを上げるかを解き明かします。
-amazonより-
ⅱ 睡眠覚醒リズムを強化
ⅲ 朝日の活用
ⅳ 時には涙で心のリセット
ⅴ よく笑うⅵ 腹式呼吸 信号待ち、
エレベーター待ちには腹式級を。
カラオケの推奨
---以下、工事中です---
3.セロトニンが強化される様な食材を取り入れる
ⅰトリプトファン
ⅱ鉄不足のチェック&摂取
ⅲビタミンB6
ⅳ炭水化物
メニュー
ジャンル
〒 810-0001
福岡市中央区天神1丁目2-12 メットライフ天神ビル4階 (2016年10月1日から天神122ビル→メットライフ天神ビルに変更 2017年10月1日で併記(移行)期間終了)
TEL:092-738-8733