面白い記事発見!!
うつ状態の人は、少なくとも無意識的には、実際に灰色(グレー)の世界を「見て」いることが新しい研究によって示された。
「Biological Psychiatry(生物学的精神医学)」7月15日号より
ドイツの研究グループが、網膜スキャンを用いてさまざまな黒と白のコントラストに対する網膜の反応を測定した結果、うつ状態の人はそうでない人に比べて網膜の反応が大幅に低下していることがわかった。患者が抗うつ薬を使用しているかどうかにかかわらず、反応の低さが認められたという。このほか、うつ症状が重症である人ほどコントラストに対する網膜の反応レベルが低いこともわかった。
精神的な健康度が視覚的・感覚的影響があることの科学的裏づけ。
さらに、網膜スキャンによってうつ病の診断や重症度の測定のほか、治療への反応を評価することも可能になるかもしれないと・・・
精神医療も進化しているのですね。
科学はこれからもどんどん進んでもらいたいと思います、情報は収集しながらも 私は日々の診療に精進することのみです。