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パキシル(SSRI)が発売10周年 

2010年11月16日 火曜日

精神科・心療内科領域でSSRIは薬物療法の中では中心的存在となっています。

薬物療法はベンゾジアゼピン系薬物 三環系抗うつ薬 四環系抗うつ薬 炭酸リチウム 抗精神病薬などそれぞれの歴史があり、進化してきましたが、SSRIの登場で治療の幅が特に広がったと思います。

NHKスペシャル「脳内薬品が心を操る」(1996年12月放映)が放送され、それをタイムリーに見た私は日本での登場が待ち遠しかったと記憶しております。

SSRIも数種類あり、日本では現在3種類が使用されています。

1:パキシル 2:デプロメール・ルボックス 3:ジェイゾロフト  それぞれ特性があります、特徴にあわせて専門医の指導に従い、慎重に使用されるお薬です。

パキシルは2000年11月日本で発売され10周年を迎えました。パキシル現在 うつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害の治療で使用されています。

薬物療法以外 精神療法として 一般精神療法・認知療法・行動療法・森田療法・内観療法・箱庭療法・家族療法など様々な技法があり、それぞれ進化しています。

それぞれの治療が更に進化し患者さんに笑顔が取り戻せることを願っています。

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