以前もブログに書かせてもらった、リリカ カプセル 2010年4月に帯状疱疹後神経痛の効能・効果として承認を受理されていましたが、2010年10月27日からより適応範囲の広い、末梢性神経障害性疼痛の承認を得ました。!!
一般名 プレガバリン 商品名 リリカ カプセル
神経障害性疼痛の病態は、神経の障害部位により、末梢性および中枢性に分類されます。神経障害性疼痛はさまざまな疾患・病態で認められますが、原因や障害部位が違っても、多くの患者さんに特徴なのは 痛みやしびれなどの異常感覚を訴え、その慢性の疼痛は不安や抑うつを発生しやすくしています。
リリカ カプセルは世界110の国と地域で既に承認されており(2010年7月現在) 国際疼痛学会でも神経障害性疼痛の第一選択薬として推奨されているお薬です。
心療内科の診療でもこのリリカが必要な患者さんは多々来院されており、これからこのリリカが臨床で活躍することが多くなるかと思います。
私は常々 心身相関性を考えて治療を行っておりますが、やはり 体の健康は心から、心の健康は体から。 どちらも大事だと思います。
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2012年2月当院でもリリカを使った治療を始めました。
「痛み」の外来 で行っています。詳しくはこちらをご覧ください。