先日 麻生医療福祉専門学校の学生さんがアイさくらクリニックへ来院されました。
彼女たちは 診療情報管理士科の学生さん、現在2年生。 清水さんと中原さん。
禁煙外来の取材をさせてくださいと、メールが届き、診療時間前の空いている時間にお話をしました。
診療情報管理士さんとは
四病院団体協議会が資格付与する民間資格。 以前 診療録管理士と言われていた資格です。
主な業務内容として、診療録の物理的な管理や内容の精査を行う「物の管理」、診療情報をコーディングするなどしてデータベースを構築する「情報の管理」、構築されたデータベースから必要な情報を抽出・加工・分析する「情報の活用」などなど。
その学生さんが 自分達でテーマを決めて情報収集し皆の前で発表するとのこと。 彼女等は禁煙外来に興味をも持ち、当院へ取材に来られました。
禁煙外来を当院が始めた年は2003年 まだ 保険適応がされる前からでした。 禁煙外来は呼吸器内科や循環器内科でやられているところもありますが、喫煙を止められないのは ニコチン依存症という依存性疾患(精神疾患) という認識を持っていたためです。 止めたいけど止められない・・・ WHOの疾患分類の中でも精神作用物質使用による精神および行動の障害の中に入っている、れっきとした疾患です!!
禁煙外来はノバルティスファーマのニコチネルTTS もしくは ファイザー製薬のチャンピックスを使用していますが。
現在 チャンピックスの方で治療することが多いです。
2010年タバコの値上がり後 一気に禁煙外来の方が増え一時お薬の在庫が無く、治療が出来ない事態に陥ったこともありますが、現在はお薬の供給体制は万全。
毎年 5月31日は世界禁煙デー 日本では5月31日から6月6日までの1週間が禁煙週間となっております。
禁煙をすることは 自分の健康 これからの将来の生き方、家族に対しての健康 などなどを考えるきっかけになると思います。
これから 禁煙チャレンジしてみようと思う方、頑張ってください。