良く噛んで物を食べるということ その2
特に糖尿病・高血圧・高脂血症などの人には 栄養管理が最重要課題です。
これらの人には ダイエットの取り組みとして 良く噛んで物を食べることに付随しての注意点として
1:食べるときに、一度に口に入れる量を少なくすると 咀嚼の回数が増えるようです。
2:「先に野菜を食べること」 野菜は咀嚼の回数が自然に増えます。 また ごはんなど(炭水化物)を先に食べると、血糖値が一気に上がりやすくなり、それに対し野菜などの食物繊維を先に食べると、腸での糖の吸収がゆっくりになり、血糖値の上昇もゆるやかになります。
「食べる順番療法」を実践している病院では、血液中の糖化の指標値である、糖化ヘモグロビンの値(HbA1c)が大きく改善する効果も見られています。
3:一日の栄養の取り方を 朝>昼>夕 の順番で 摂取しましょう (もしくは 朝食・昼食の2食をメインにして、夕食を少なくする)
ラットでの実験で、同じカロリーを与えていても、
朝をメインにして夕を少々にするのと、夕だけ食事を与えるので 体重が一方は減って、一方は増えるという結果が出ています。
何事もちょっとした工夫で苦労少なく 健康管理になるなら実践していきたいものです。