博多区(原三信病院近く)に有名なラーメン屋さんがあります。
入り口には看板など何も表示がなく、電話番号も知られていません。 今まで一切の取材拒否のお店です。
ただ、 人々はこのお店を元気一杯ラーメンを呼んでいます。 お店の中に 元気一杯と 書かれた表示があるから?
このラーメン屋さん 一言でいうと 妥協を許さないラーメン一筋 のご夫婦が経営されているお店です。
美味しいのですが・・・・ 普通のラーメン屋さんではありません、 恐ろしく規則が厳しいラーメン屋さんなのです。
お店に入ったら 携帯電話、バコ、写真は禁止の張り紙がいたるところに表示してあります、お店奥の方に当店の信条を掲げた掲示板には『お断り 当店はラーメンはスープが命とこだわる方が集まる専門店です。 まずはスープから吟味することがお好みでない方は当店のご利用をご遠慮ください。』 と書かれています。 営業時間はスープが出来てからスープが終わるまで。 スープが上手く出来なかったら休業するようです。
概観は全く普通のビル、飛び込みでお店に入る方は一人もいません。 看板・暖簾(のれん)は掲げてありませんが、お昼休みの時間帯は10人~20人はこのドアの前に人が並んでいます。
お店の営業は ビルの前のアコンの室外機の上に ブルーのバケツが置いてあれば営業の合図!!
このバケツを見て一番最初に店に入った時はとても緊張しました。!!
(>_<) (>_<)
麺は細めんストレート スープは白濁しており、美白系の豚骨ラーメン!! (^o^) 表層にアブラ層、しかしそれほどアブラっぽくなくやや豚骨臭っていますが、キツサは感じない程度です。 豚骨由来の甘味とコクを醸しだしたスープは口当たりがマイルドです。ついつい飲み干してしまいます。 !(^^)! ちなみに替え玉とごはんはメニューにあります。
深みのある濃厚なスープは豚骨を丁寧に処理しじっくり煮込んでいるようです、麺が無くなる頃スープで底をかき混ぜると沈殿した骨粉が浮遊して、カルシウムたっぷり感!! ある日 ラーメンを食している時 お肉の業者さんが 大きなお肉と骨の塊を大将に届けているのを見たことがあります。 その大きな骨と肉を煮込むのだろうな!!と想像しながらラーメンを啜りました。
写真を撮る事は厳禁です 見つかれば 即退場!! ですから この写真はネットから頂きました、写真を撮ってくれたmayupapaさん ありがとうございます。 その勇気に敬意を表します。 m(__)m m(__)m
卓上には高菜漬けのみです(調味料等は一切ありません) 注文をしても、 何もせず ただただ ラーメンが来るのを待つのみです、携帯を無意識に弄らない様に、あえて携帯を車に置いて来客する人も多いとか・・・ 私も以前 無意識に携帯を触っていたら即注意されました。!! (>_<) (>_<)
しばらくして ラーメンが来ますが 必ず必ず 『まずはスープからどうぞ~』 の声とともにラーメンが配られます。 (^v^)
ここで 麺から食べたり、スープを啜る前に高菜漬けを食べようものなら 奥様から 甲高い声で 『止めて下さいーーーー!!!』と一発退場!! 私の友人で一発退場の現場を目撃した人から聞きました、容赦はしないようです。
ここでは 皆 文句を言わず、礼儀正しく
ラーメンを黙々と食べないといけないのです。
ここで一つ注意!! テーブルに置いてある 辛子高菜の辛さが半端なく ドッ辛い!! 普通の辛子高菜と思って、一掴みしてラーメンに入れると、後悔します。 (T_T) (T_T) ここまでラーメンのスープにこだわっている大将に スープを残すのは申し訳ない・・というか怒られそうで頑張って飲み干すと 口の中は火の車状態 お水を一気に流し込み、汗だくでお会計をする羽目になります。
ここまで 自分の信条を貫き通している姿には共感を感じるし、
何よりラーメンが美味しい!!
緊張しながら食べるラーメンですがとっても美味しいラーメンです、皆さん一度チャレンジしてみては如何でしょうか?