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季節性うつ病

11月も下旬に入り、師走が近づいてきていますが、この時期になると

季節性うつ病の患者さんが多く来院されます。 一般的な 憂うつ感、不安感、物事に対して興味の低下などの症状に加え、食事が炭水化物や甘いものに偏り、体重が何kgか増える、  過眠傾向に陥るというのが特徴です。

冬に向けて、体がいつもより休息を必要としたり、エネルギーを蓄えようとする 自然な反応が異常に強く出るという側面もあるようですね。

私も 体重管理を年間を通してチェックしてみると 冬に体重が1-3kg増えています。 秋から冬にかけて、確実に食欲が増しているのが分かります。 特に炭水化物が欲しくなりますね。(^^) 寒さの季節に向けての自然の摂理だと思います。

特に 冬に気分の落ち込みなどの季節性要因が強い患者さんには やはり 朝日!! 十分な朝日(部屋の電気を照らすだけでも効果あり!!)が効果大です。

また セロトニンを強化するためには 有酸素運動 また 姿勢を正すことは 抗重力筋を刺激する効果が強く、それはセロトニン神経をも刺激します。

冬でも 心と体の健康が維持できるように!! 運動を取り入れた規則正しい生活を心がけたいものです。

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