2011年8月22日、本日 抗うつ薬のエスシタロプラムシュウ酸塩(商品名レクサプロ錠10mg)が発売となります。
今回発売のエスシタロプラムシュウ酸塩(レクサプロ)は、SSRIに分類される抗うつ薬であり、フルボキサミンマレイン酸塩(商品名デプロメール、ルボックス)、パロキセチン塩酸塩水和物(商品名パキシル)、塩酸セルトラリン(商品名ジェイゾロフト)に次ぐ、4成分目のSSRIです。
日本で使用できる抗うつ薬は諸外国と比べ10年以上遅れているといわれていますが、このエスシタロプラムシュウ酸塩(商品名レクサプロ錠10mg)も2011年3月時点で
アメリカ・英国・カナダ・オーストラリアなど世界96カ国で既に使用されているお薬です。 2001年にスウェーデンで初めてうつ病・パニック障害の治療薬として使用されています。
このたび日本でもやっと使用できる事になりましたが、これから患者さんの症状のタイプに合わせて、うつ病・うつ状態の治療に役立てて行きたいと思っております。
アイさくらクリニックでも院内勉強会を開いていただきました。
田辺三菱製薬株式会社の間山さん 有難うございました。
うつ病・うつ状態の人の健康が回復することをお祈りしております。