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脳の過敏状態から起こる症状

2011年10月1日 土曜日

先日 NHK ためしてガッテンで 東京女子医科大学客員教授の清水俊彦先生がお話をされていました。

清水俊彦先生は私も研究会などで何度もお話を聞かせてもらった事のある
片頭痛の権威の教授です。

お話がとてもお上手で 頭痛の世界最先端のお話をとても分かり易く説明してくださる先生で、以前から清水先生のファンです!!

難治性の頭痛には 一般の消炎鎮痛薬では効果がないばかりか、消炎鎮痛薬を連用すると それが原因で起こる薬物誘発性頭痛が発生してしまいます。 薬剤の連用に
より(消炎鎮痛剤やエルゴタミン製剤、カフェインもそうです)脳の痛みに敏感となり、
かえって頭痛がちとなります。

清水俊彦先生は『耳鳴り・めまい・不眠 などの症状の根っこは過去の片頭痛が原因の可能性がある。 そのため治療には脳の過敏性を改善するために 
抗てんかん薬や抗うつ薬 また トリプタンが効果がある!!』と説明しております。    

実際 難治性の頭痛には抗てんかん薬のリボトリールや抗うつ薬のトリプタノールなど、効果があるのは有名で、頭痛が原因で起きている脳の過敏性の諸症状に対しても 
同じように効く可能性は高いと思います。

耳鳴り・めまい・不眠などの症状がなかなか治らない時は過去の片頭痛がなかったか? それが元凶である可能性がありますね!! 耳鳴り・めまい・不眠などお持ちの方 
辛い症状から開放される事をお祈りしております。

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