先日 八幡医師会館で 産業医科大学
江口泰正先生 の『職場における健康増進のすすめ方』
の講義を受講しに行って来ました。
この講義は認定産業医制度に基づく講習会で 定期的に 更新研修・実地研修・
専門研修などの、受講が必要となっているのです。 私も日本医師会認定産業医の
資格を持っているため定期的受講を受けに行っています。
今回の講義では 産業医科大学の健康開発科学研究所の江口泰正先生から運動についての基礎知識の講義があり、その後 会社Aの全職員さんに対してどのような生活習慣病対策を講じるか?(会社Aのデータを見ながら検討)
などの具体的なシュミレーション形式で話がありました。
高血圧や糖尿病の患者さんが多い職場だとすると、どのような 企画を 誰に対して どこで いつ 何を どのようにしていくか? 実践に即した 企画立案の実地研修でした。
一般の臨床医は対個人の治療を行いますが、産業医は対集団で
病気の予防が中心です。
全職員の現状の評価→ニーズの抽出→目標の設定→手段・戦略の検討→
具体的計画→実践!!
江口泰正先生は てんとうむし体操 の考案者 講義内容は面白く、かつ実践的。 とても勉強になりました。リンク先は存在しないので省かせていただきました。