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安眠の為の対策 夜間頻尿

2011年12月5日 月曜日

夜間頻尿とは 『夜間排尿のために2回以上起きなければならないという愁訴』と定義されています。 日本の疫学調査では 40~60歳で38~62% 60歳以上では
77~97%
と高率に夜間頻尿を訴える方がいるようです。

水分を多く取ったり飲酒したりした日などに起きるのなら問題ありませんが、
毎晩2回以上目覚めるなら要注意!!」

夜間頻尿の原因には ①膀胱容量の低下 ②夜間多飲 ③睡眠障害 
この3つがあります。

50歳以上の男性の場合前立腺肥大症などで、女性の多くは過活動性膀胱(OAB)による膀胱容量の低下が原因と考えられています。

過活動性膀胱(OAB)では抗コリン薬(ポラキス・バップフォー・ベシケアなど)
中心とした薬物療法が効果的!!

男性の前立腺肥大症の方にはα1ブロッカー(ハルナール)なども有効!!

膀胱容量が低下している方には尿意を我慢する膀胱訓練が推奨されています。
(排尿日誌など有効)

夜間多飲の場合は就寝前の飲水制限が必要、また夕方の運動(筋力トレーニングや早足での散歩など)によって下肢に溜まった水分が睡眠前までに排泄されやすくなります。

睡眠の時間の確保 睡眠の質の向上は健康管理上とても大切な事です!!

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