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安眠の為の対策 夜間のメール・インターネット

2011年12月29日 木曜日

安眠の為の対策として、夜の照明の照度を落とすことが大切です。
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太陽の動きに合わせて、活動をするのが自然なリズム(生理的リズム)といえるのですが、睡眠覚醒リズムを強くするためには、遅くとも深夜12時前に睡眠に入っている
必要があります。 
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朝 起床してから15時間過ぎに睡眠ホルモン、メラトニンの分泌が始まります。 
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その頃にテレビやインターネット、携帯電話などの光源(光るもの)を見つめると、
折角 体が睡眠に入る準備をしているのが妨害されて、
スムーズな睡眠に入れなくなってしまいます。
以前のブログでも書きましたが、たった 携帯程度の光でも、間近で見つめると 
光の強さは距離の二乗に比例しますので、近い分だけ 光のパワーが強くなります。
携帯電話の操作をしていると、リラックス脳波のα波の出現が抑制されます。
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たかが携帯(スマホ)されど携帯(スマホ)です。
スマホの方が画面が大きい分光が強いので注意!!
今評判のスマホも深夜の使用はイエローカードなのです。

夜の携帯・インターネット・メールなどは、脳が睡眠の準備状態に入れませんよ!!! 

また、現在日本は節電が必要な時期。
この時期、節電として 明るさ(照度)を調整できる照明器具も発売されています。
節電も兼ねて 夜間は 照度を落として生活する事が 健康の近道になりますよ!! 
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12月22日は冬至でした。
冬至は、北半球では太陽の南中高度が最も低く、
一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日。
今が一番 朝が辛い時期ですね!!
夜は照度を落として、朝はしっかり照明!! 健康の秘訣です。

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