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ヒートショック 冬場のお風呂には要注意

2012年2月3日 金曜日

ヒートショック 

聞きなれない言葉かもしれませんが、この時期 注意しなければならないことです

ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のことです。 

ヒートショックは、急激な温度変化が体に及ぼす影響。室温の変化で血圧が急激に上下したり、寒さで体がブルブルッと震えたりするのもヒートショックによるものです。  

これだけ寒くなると 熱々のお風呂にどっぷりと浸かりたくなります。 熱々のお湯に首まで浸かる日本の入浴文化はすばらしいものですが、浴槽内での死亡事故(溺死)の最大の原因がこのヒートショックです。特に高齢者に多いといわれています。

1年間にヒートショックが原因で亡くなる人は推定1万人以上、交通事故の死者よりも多いのですよ。

高齢者 特に65歳以上 

高血圧症 糖尿病 高コレステロール血症(特にLDLコレステロール値が継続的に高い人)

肥満症 睡眠時無呼吸症候群

呼吸器疾患のある人 

不整脈がある人

などは要注意!!  高齢者は血管が硬化しているので血圧の上昇の幅が大きく、寒い脱衣所で服を脱ぐ時→血管が収縮して血圧が上昇する→温かい浴槽につかる→血管が拡張され、急激に血圧は下降する、この時の血圧は秒単位で下降し始めるため、失神や意識障害を起こす可能性があります。 そのまま浴槽に沈んでしまうとキケンです。

寒いお風呂場の一番風呂は①~⑤の人は避けたほうが無難です。 浴槽にはシャワーを利用して、浴室全体を暖めておく事も大切。 入浴温度は熱すぎずの38度~40度がよいでしょう。

高齢者が入浴をした際には最初の数分後に声掛けをすることも大切ですね。 最後に入浴後は水分補給をしましょうね。

一日の終わりの自分へのご褒美としての 日本の入浴文化 とってもホットして癒される時間だと思いますが 安全に続けてもらいたいと思います。

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