グローバル時代の大学間競争を勝ち抜くために、世界標準と言われている秋入学の仕組みを東京大学が打ち出しました。『有能な人材の輩出につなげる狙いだ。日本の大学教育を活性化させる契機としたい。』とありますが、現時点では一橋大や東工大、東北大、九州大など１２大学が秋入学に明確に「賛成」 、「就職に不利」などの理由で約８割の大学が賛否を留保としているようです。
入学試験は現行通り春に行うとのことですが、秋入学が他の大学にも普及して一般的になれば、将来の入試の時期も変わってくるのでは？ 春の入試が秋入試 となれば 高校・中学校・小学校・幼稚園もそれに合わせる事になるのでしょうね・・・
また医師や看護師、などの国家試験も時期が変更になるのでしょう・・・、医師の研修の開始の時期も変わってきます、様々な分野で半年間のブランクが発生する年が数年後に来る可能性があるのですね。 学園祭など学内のイベントの時期も変わりますよね。
桜が咲くころ、卒業と入学という人生の節目を迎えていた日本人の精神性が変わる事と思います。 歌の世界や文学作品にも影響があると思います。 心療内科では５月病 と言われていたのが、１０月病と言われるようになるのでしょうね・・・
恐らく数年後には社会のサイクルが大きく変わると思います。静観するしかないのですが、メリットとデメリットをもっと知らせて欲しいです。
