禁煙外来を行っているアイさくらクリニックとして、嬉しいニュースです。
日本人の喫煙率が初めて２０％を下回ったようです。 タバコを吸う人が５人に１人の時代になりました。！！
厚生労働省が2012年1月31日に発表した2010年国民健康・栄養調査によると、たばこの喫煙率は全体で19.5％（前年23.4％）となり、初めて20％を割り込んだ。男性は32.2％（同38.2％）、女性は8.4％（同10.9％）と、それぞれ低下し、1986年の調査開始以来、最低。厚労省はこの結果を13年度から始まる次の国民健康づくり運動プラン（健康日本21）に反映させる方針で、喫煙率目標は、喫煙者の禁煙意志の割合などを加味して算出した12．2％を目安に設定する。 とされています。 次の目標は喫煙者は１０人に１人なのですね！！
先日 国際医学誌プロスメディシンに東京大の渋谷健司教授（国際保健政策学）や池田奈由特任助教らが『喫煙が原因でがんなどで亡くなった大人の日本人は２００７年に約１２万９千人、高血圧が原因で脳卒中などで亡くなった人は約１０万４千人と推定される』と発表しました。 驚くべき数字ですね！！
高血糖、肥満、飲酒、運動不足、高塩分摂取など１６の危険因子で日本人が０７年にどれだけ死亡したのかを分析。複数の因子による死亡は重複して数えられているとはいえ、喫煙は健康阻害因子の最重要課題として考えていかなければならないと思います。
日本人の寿命が長くなっている事は喜ばしい事ですが、もっとも歓迎されるべきは健康寿命が長くなる事です。 人生最後まで健康を維持できるよう、日ごろから健康管理には気をつけたいものです。 何歳からでも健康の向上は出来ます、皆が心身ともに健康に！！
