新世代のAGA治療薬　ザガーロ

当院で行っている『生活改善外来』　　
その中で人気治療の一つ
AGA治療！！(AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」のこと)

１：まずは　
生活習慣へのアドバイスや頭皮ケアをして、発毛する環境を整えることから！！
円形脱毛症の患者さんは心療内科でもよくみられますが、ストレスからくる脱毛の対処と同じで睡眠覚醒リズムを正す、適度な休息、適切な栄養。

(参考にフロジン液・セファランチン・グリチロンなどは円形脱毛には効果的→これは円形脱毛の治療薬として保険適応のある薬品です)

２：外用薬として→リアップX５（ミノキシジル)など中心に毛乳頭細胞や毛母細胞の活性化！！
３：５αｰ還元酵素阻害薬であるプロペシアや今回日本でAGAとして発売された待望のザガーロ！！

この５αｰ還元酵素阻害薬(プロペシアやザガーロ)は
テストステロンからのジヒドロテストステロン（DHT）生成を阻害するお薬！！　
ザガーロの0.5mg錠はプロペシアの１mg錠より効果的！！プロペシアの１．６倍の効果があった様です。
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そこで　ザガーロの説明！！

一般名：デュタステリド　商品名：ザガーロ（国内では、前立腺肥大症「アボルブ」としておよそ7年の販売実績があります、前立腺肥大症の治療薬として日本人に使用実績があるので副作用等のデータも豊富にあります）

効能効果：男性における男性型脱毛症！！
（＊プロペシアは「男性型脱毛症の進行遅延」でありまいた、ザガーロは進行遅延でなく治療薬として国がその効果を認めた薬です）

作用機序：テストステロンをDHT－ジヒドロテストステロンに変換する5α還元酵素の1型および2型を阻害することで、DHTの産生を強く抑制します。
(＊プロペシアは2型のみを阻害します、ザガーロは１型と２型の両方を阻害するので効果はより強いと思われます）
　

臨床試験の結果（第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験）

　・対象－20～50際のAGA患者917例
　・方法－多施設国際共同・無作為化・二重盲検・ダブルダミー・実薬/プラセボ対照・並行群間比較試験

・用法・用量－ザガーロ0.02mg、0.1mg、0.5mg、プロペシア1mgまたはプラセボを24週間投与
・主要評価項目－発毛（投与24週時の毛髪数のベースラインからの変化量）
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・発毛効果－ザガーロ0.5mgは、24週時の毛髪数のベースラインからの変化量において、プロペシアに対し有意差が認められました
　（プロペシア1mg 56.5本↑　<<　ザガーロ0.5mg 89.6本↑↑）　

・育毛効果－ザガーロ0.5mgは、24週時の毛髪の太さのベースラインからの変化量において、プロペシアに対し有意差が認められました
　（プロペシア1mg 4.0×10³μm↑　<<　ザガーロ0.5mg 5.8×10³μm↑↑）

両者ともベースラインから毛髪の本数が増えて、コシが強くなる！！

・副作用発現率－ザガーロ0.5mg…16%（30例）、プロペシア1mg…20%（35例）

・生殖系の副作用発現率－ザガーロ0.5mg…8%（14例）、プロペシア1mg…10%（18例）

結果！！
効果：実際の治験でザガーロ0.5mgは、およそ6カ月時の発毛・育毛効果において、プロペシア(フィナステリド)1mgに対し有意差が認められました。

安全性：ザガーロ0.5mgとプロペシア1mgの副作用発現率について
(効果が強くても副作用が強い薬は心配ですね、しかし副作用発現率は同等でした、内容は勃起不全や性欲の減退、精液量減少などで重度の副作用はなかった様です)

近年、見た目の若さが医学的に研究されてきています。
見た目の若さは健康や寿命に大きな関わりを持つことが分かっています。

AGA家系の方、今から不安を感じている方　勇気を出して治療を受けては如何でしょうか？


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