血糖降下薬であり、
近年では減量目的でも使用されている
『GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)』が、
飲酒量を減らすことを示唆する
研究の報告を発見しました。
特に肥満者において、
この作用が高い可能性があるそうです。
GLP-1RAの禁酒・節酒目的での使用は
日本を含めて承認されていませんが、
GLP-1が作用するGLP-1受容体は
脳内にも分布しており、
GLP-1が飲酒量を抑制するという
前臨床試験のデータがある様です。
Subhani氏は、
「GLP-1RAが将来的には過度の飲酒を
抑制するための潜在的な治療選択肢となり、
結果的に飲酒関連の死亡者数の減少に
つながる可能性があるのではないか」
と語っている。
当院でアルコール依存症の減酒療法
『セリンクロ』を推奨しておりますが
将来、減酒療法に
GLP-1受容体作動薬が加わるかも?!
しれないですね!!
原著論文はこちらから
GLP-1受容体作動薬の使用とアルコール消費量の変化との関連:系統的レビュー
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