毎年春先は 花粉症の方は辛い時期ですよね。
最近連日のように天気予報では 花粉・黄砂・PM2.5がトリプルで俟っているとの情報があります!
3つの弊害を大きさ順にまとめてみました。
花粉 | 黄砂 | PM2.5 | |
大きさ | 20〜40マイクロメートル(μm)程度 | 4〜10マイクロメートル(μm)程度 | 2.5マイクロメートル(μm)以下 |
特徴 |
1:主に植物(スギ、ヒノキなど)から飛散。 2:比較的大きく、鼻や目の粘膜にとどまる。(鼻水や鼻閉のため口呼吸になってしまう) 3:アレルギー反応(花粉症)を引き起こす主な原因。 |
1:中国やモンゴルの砂漠から風で飛んでくる砂塵。 2:目に見えるくらいの粒もあり、鼻や喉の粘膜に影響を与えることがある。(黄砂により空がぼんやり霞のかかった景色になる) 3:PM2.5と一緒に飛んでくることもあり、合わせて注意が必要。 |
1: 自動車の排気ガス、工場の煙、タバコなどから発生。 2:非常に小さく、肺の奥深く(肺胞)まで入り込む。(咳喘息・気管支喘息の引き金になる) 3:健康に悪影響を与える可能性があり、注意が必要。
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鼻炎症状 | 花粉のアレルギー反応として、くしゃみ連発、透明な鼻水がダラダラ、鼻づまり(アレルギー体質の人は特に強く反応) | 粘膜刺激、異物反応によりクシャミ・鼻水・鼻づまり | 粘膜刺激、異物反応によりクシャミ・鼻水・鼻づまり |
皮膚炎症状 |
花粉皮膚炎とは、花粉が皮膚に付着することで起きるアレルギー性の皮膚炎です。スギやヒノキなどの花粉シーズンに、顔や首まわり、特に目のまわりや頬などの露出している皮膚に赤み・かゆみ・かぶれなどの症状が出ます。 |
黄砂には単なる「砂」だけでなく、大気中の重金属、細菌、カビ、化学物質などが付着しており、これが皮膚に刺激を与えたり、アレルギー反応を引き起こすことで皮膚炎になることがあります。 | PM2.5には、重金属・化学物質・排気ガス由来の有害成分が含まれており、それらが皮膚に付着して酸化ストレスや炎症を引き起こします。 |
対策 |
外出時の工夫
帰宅後のケア
室内環境の整備
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外出時の対策
帰宅後のケア
室内の対策
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屋外での行動
室内対策
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対策を立てても クシャミ・鼻水・鼻づまり 目の痒み 皮膚炎・痒みなどの
症状で困っていれば悪化する前に病院へ受診されてくださいね。
また当院では
1:すべてのアレルゲンに対するIgE抗体を測定する「非特異的IgE検査(総IgE)」
→アレルギー体質の有無
2:アレルゲンごとのIgE抗体を測定する「特異的IgE検査」(View39)を行っています。
View39は非特異的IgE検査(総IgE)が高値の人が二段階検査として行っております。
ご希望の方はどうぞ!!
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