父親のうつの有病率を調べた文献 JAMA 2010:303:1961-1969 5月19日号 によると
新生児が産まれる前後の時期の父親のうつの有病率を調べた文献43件(対象者2万8004人)の調査では
父親のうつの有病率は妊娠初期3ヶ月~産後1年の期間を通して10.4%でした、!! なんと 10人に一人!!
しかも 産後3~6ヶ月は一番高く 25.6%!! 4人に1人
一方母親のうつの有病率は
(先ほどの父親と同じ期間)妊娠初期3ヶ月~産後1年の期間を通してでは 23.8% なんと4人に1人
やはり 産後は母親はうつに陥りやすいのです。
父親と同じ時期で産後の3~6ヶ月は一番高く 41.6%!! 2~3人に1人です とても高いですね!!
産後の母親のうつは『マタニティブルー』としてよく知られていますが、どっこい 父親にも産後うつがあるとは・・・・
『夫婦が仲が良いほど 父親もうつになりやすい』と 以前 産婦人科の先生にお聞きしたことがありましが 実際の研究結果でみせられると 夫婦とも 精神衛生の問題が大切だと思います。
結婚 出産 育児 それぞれ 楽しみでありますが 無理をしすぎると うつに罹患するリスクがあることを 気に留めておく必要がありますね。