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新型インフルエンザワクチンの予防効果 季節性ワクチンとの同時接種の副作用

2010年8月21日 土曜日

日本での新型インフルエンザによる死亡者数は200人(H22.6月30日時点) 

アメリカは1万2000人 ・・・・

アメリカと比べ非常に低い数字です。 この理由は

日本では国民が早期に医療機関を受診すること 
(国民皆保険がきいているのでしょう・・・) 

抗インフルエンザ薬を早期に使用すること
 
(これは諸外国から批判を受けていますが・・・)

医療体制が整備されている  

人種差によるもの   などなど 

この時期から 今年のインフルエンザの話をすると早いと思われる方もいらっしゃると思いますが、ワクチンの製造には従来の発育鶏卵を用いてのインフルエンザワクチンは製造に少なくとも約6ヶ月といわれてきましたが、技術の改良では製造期間が約2ヶ月と短縮されているようです、しかし ワクチンの流通は9月には市場に準備され、10月頃からの接種を考えると、製造ラインは今がとても大変な時期なのではないでしょうか?

 今年は新型と季節性の両方のワクチンが入ったバイアルが出荷さる予定です。

←去年は 新型と季節性は別々のバイアルでした。
(左が新型・右が季節性のワクチン)

本来 2種類のワクチンを続けて接種するのは生ワクチンは27日以上 不活化ワクチンの場合は6日以上開けてからの接種のはずなのですが・・・同時接種の副作用?? 大丈夫かな?とも思いますが 厚労省が2009.10.18.薬事食品衛生審議会で問題がないと報告しております。
(厚労省が来院回数を少なくし、出来るだけワクチン接種率を高める方がより良いと判断されたのでしょう。)

今年も 夏が終わり 秋から インフルエンザの予防接種の時期に入ります、夏の疲れを残さず、秋~冬にかけて早めのインフルエンザの対策を考えていきましょう。

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