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プラセンタ注射の原料は?

2011年1月29日 土曜日

当院で行っているプラセンタ注射

女性の更年期障害もしくは慢性肝炎であれば保険適応での治療です。

該当の患者さんにプラセンタの説明をすると、原料は?何から出来ているのですか?と時々質問がありますが、当院で使用しているプラセンタ注射は厚生労働省が認可している医薬品のプラセンタ 『メルスモン』と『ラエンネック』です。

二つの医薬品とも 正常分娩で出産された人の胎盤を原料にして作られたものです。 ヒトの胎盤から栄養素を摂取する際にはその母体が健康体であり、感染症などを患っていないことをチェックします。

検査される感染症の項目は、各種バクテリア、B型、C型肝炎ウィルス、エイズウィルス、狂牛病(BSE)など厳重にチェックされています。

サプリメントでプラセンタの文字を目にしますが、ヒト以外の哺乳類、ブタなどがよく使用されていますが、医薬品のプラセンタはヒトの胎盤からのエキスです。

限りある胎盤 一時期プラセンタが足りなくなる時期がありましたが、貴重な資源、必要な人に適切な使用方法で治療していきたいと思います。

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