これまで国内では、アルツハイマー型認知症の承認治療薬はエーザイの「アリセプト」しかなかったが、新たに二つの薬が加わる可能性が高いようです。
平成23年の春には使用可能になるようです。
一つは、ヤンセンファーマの「レミニール」で、軽度と中等度の症状の進行を抑える。通常の錠剤のほか、口の中で溶ける錠剤、シロップとあり患者さんの嚥下の状況で使い分けます。
もう一つは、第一三共の「メマリー」で、中等度と高度の症状に対応。
既に欧米68カ国で承認されており、患者家族や臨床現場から早期導入の要望が出ていたものです。
先進国の日本としてはやっと導入!と やや遅い感はありますが、厚生労働省の厳しい治験をクリアーして待望の日本使用です、これで治療の場面で救われる方がいることを願っております。